月に手を伸ばせ

アートとバイク。思ったことを何処かに残したい。

FM802 30PARTY SPECIAL LIVE RADIO MAGICアーティスト紹介スガシカオ#06

スガシカオの魅力は私よりも詳しいお友達がいるのだが、ひとまず感想とヘビロテの解説を。
私の生きている時代の中で確かな地位を画一したのはいうまでもない。

まず802のヘビロテは「ハチミツとクローバー」の挿入歌「黄金の月」
スガシカオの歌詞は外郭を埋め中心をそらすという書き方。
日本の文学的奥ゆかしさが光る歌詞です。
学校の授業でやった古典のたおやかな表現を、再現するような歌詞は、乙女心をくすぐるのではないでしょうか。

 

黄金の月

黄金の月

  • スガ シカオ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

ぼくの情熱はいまや 流したはずの涙より
冷たくなってしまった
どんな人よりもうまく 自分のことを偽れる
力を持ってしまった

大事な言葉を 何度も言おうとして
すいこむ息は ムネの途中でつかえた
どんな言葉で 君に伝えればいい
吐き出す声は いつも途中で途切れた

 

そして定番局は、NHK総合テレビプロフェッショナル 仕事の流儀」で主題歌となった「Progress」。

応援歌はアップテンポでなくてもいいんだ、バラード調でも寄り添う応援歌を作ることが出来るんだなと。

 

Progress

Progress

  • スガ シカオ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

世界中に溢れているため息と
君とぼくの甘酸っぱい挫折に捧ぐ
あと一歩だけ前に進もう

受容からはじまり、認知し、そして前へ進む、スガシカオの素晴らしいのはそれを小劇場のように一つの作品にしてもたらすことが出来る事です。

彼の歌を何曲も聞いて分かったことなのですが、社会を見る第三者的な視線、そして主観をどれだけそぎ落とせるか、それって彼のような社会+己を描くシンガーソングライターにとっては鬼門なのですね。

なんとなくですが、彼の描くものがなしい世界観は、それでも前向きに生きていくしかないといっているようにも聞こえます。
あきらめと前向きのはざま、彼の見ている世界はどんなに美しい事でしょう。