月に手を伸ばせ

アートとバイク。思ったことを何処かに残したい。

FM802 30PARTY SPECIAL LIVE RADIO MAGICアーティスト紹介KANA-BOON#03

ライブハウスたたきあげ!というとやはりKANA-BOON世代の正当実力派バンドが筆頭に上がります。

地元の高校でバンド仲間になり、ライブハウス出演でその実力を認められ、めきめき頭角をあらわしていました。
2017年のラブシャだったかな、たしかフレデリックの裏で見に行けなかったんだけどとっても盛り上がっていたのは覚えています。
ポップな音で始まる代表曲、「ないものねだり」はデビュー前に無料配布したんだって。
MVも印象的で、チャーハンを作っているおじちゃんをしり目にカップルがディスりあうっていう、ちょっと短編映画を見ているような、そんな気分になるMVでした。

 

ないものねだり

ないものねだり

  • provided courtesy of iTunes

 

いつだってわがままばっかで子供みたいね
君だってないものねだり何が欲しいの?教えて

この歌詞にぶつかるメロディ、一回聞いたら忘れないんですよ。
男女両視点からの歌でこれだけラリーができるというのもなかなかスマートデいいんじゃないでしょうか?

ゆらゆらゆらゆら僕の心、風に吹かれて
ゆらゆらゆらゆら君の心、離れ離れ
ゆらゆらゆらゆら二人の恋は宙に舞ってく

声もハイトーンボイスで音の多い最近のが曲の中にぴったり当てはまる声をしています。
歌唱力自体はミスチルの桜井さんにも太鼓判を押されていて、春の歌のボーカルの一人として抜擢されるほど。(これはFM802のイベントですね。)

802で歌う可能性が高い曲としては、「盛者必衰の理、お断り」

 

盛者必衰の理、お断り

盛者必衰の理、お断り

  • provided courtesy of iTunes

 

どこかしらから音がする
きいたことある声がする
それは誰かと尋ねても
真相心理は忘れてしまった

平家物語の冒頭の通り盛者必衰を表す曲
リズミカルな耳心地のいい曲なのですが、
そこに人間臭さをぶっこむのがKANA-BOON


忘れたら悲しいや、嫌、メロディが消えてく
君のこと僕のこと忘れたら悲しいや
メロディが思い出せなくて
忘れたら、悲しいな

歌詞の作成方法がとても理論的で、かなりウィットも聞いていますし、谷口鮪只者ではないセンスの持ち主です。(ちなみに同い年w)

私とエレカシ#34

あれから一度も居酒屋にはいかなかった。
たった1か月だった、とても長い1か月。
一度だけ警察に行き
カウンセラーのT先生からもう関わることはないよと言われた。

T先生は、
君は声がきれいだからと電話の仕事を紹介してくれた。
自分ではそう思わなかったけど、初めてそんなところをほめてもらった。

新しいバイト先は教会の近くの小さな葬儀屋さんだった。
前よりも収入は減ったけど、電話を取り次いだり、香典返しの梱包をしたり、お花の選定をしたり、なかなかエクセレントな仕事だった。
それに、電話を待っている間は勉強をしていても怒られなかったし、
早朝にお手伝いに行くと朝ごはんを食べさせてもらえた。
社長の奥さんがご飯が余ると困るからと、いつもおにぎりとおかずの残りを学校に行く前にこっそりくれた。すごく恵まれた職場だった。

 

 

帰り着いたら 寝転んで 終わりなんだよ
さらば 今日の日よ 満足してるぜ

平和なんだよ 近頃 いつもどおりさ 明日もあさっても
満足してるぜ

 

5月に入りマーシーと元部長と3人でバンドの練習を再開した。
ライブハウスを巡りながら、一緒に音楽を作る。
すっかりエレカシファンの二人と、次は何をコピーしようかなんて話しながらワイワイ騒ぐ。
「最近どうなんだ?」
別れ際に元部長が訊く。
「まぁ、満足してます。幸せです。」
笑って答えると、
「そうか、よかったな。お前がその顔なら平気か」
と煙草に火をつけて背中を向けかえっていく。

取り残されたマーシーが少しだけさみしそうに
「おまえはどんどん一人で大人になってしまうな。」
という。
「なにも変わってないよ昔から、ずっとそううれしいことはうれしいし悲しいことは悲しいし、でも最近日常の少しづつの幸せがとてもおおきくかんじるんだ。」
そういってまたねと言ってて頬にキスをし、くるりと背を向け去っていく。
それでもさみしそうにマーシーは手を振る。

散らかった部屋の中に おまえからのメッセージ
しなやかに愛を語ろう
うれしけりゃとんでゆけよ

誰にも言えないでもきっと伝わっている。
体の傷も増えたけどそれでも幸せも増えた。
カケルに久々に電話すると

「お前、なんかあったろ。」
といわれる。
「うん、でも乗り越えた。」
そう答える。
「じゃないと俺が飛んでいくもんな」
そういって笑う。
「飛んできてほしいときはちゃんというよ」
すこしだけ真面目にいう。
「おう、たのむぜ相棒」

ぶちのめせ世間の渦 したたかに笑いとばそう
涙ならひとり流せ
うれしけりゃとんでゆけよ

少しだけつらいこともあったけど幸せがより大きな幸せになった。
6月が始まる。生活の渦、高校生活は、まだ始まったばかりだった。
ふと窓を見ると雨粒が落ちてきて窓をたたく。
あぁ雨がしのげる。電気が付く。暖かい毛布。
コーヒーを入れる。
アルバイト先の庭に咲いてたホタルブクロ、育てたいから社長にもらった。
愛でながらため息をつく。
煙草を吸いながらにやりとして歌詞を思い出し口ずさむ。

ため息の向こうには 何かがある
転がっているのさ そこら中に
そんなものさ

 

私とエレカシ#33

学校では異質を極めていた。少しでも人がそばに来たら叫ぶ。
触られたら殴りかかる。そんな奴だった。

スクールカウンセラーはそんな私を放っておいてはくれなかった。
向き合って話をしようと一生懸命にいう。それがそいつの仕事だった。

共感覚自体もかなりひどくて、授業の声がまったく聞こえないくらい感情の音が聞こえていた。

かなり重い症状なのは自分でもわかっていた。

音楽の時間どうしても合唱の不快な声に耐えられず、吐いてしまう。血も吐いていた。

目が覚めると病院だった。
点滴を打たれながら、カウンセラーがゆっくり話しかけてきた。
「痛むのかい?おなかの焼き跡は…」
そういってくる。
「別に…」
朦朧とした頭で答えた。
「ずいぶんと昔のものからあるみたいだけど」
私はそっぽを向く。
「もう帰る。仕事がある」
そういって立とうとする。
起き上がろうとすると天井がゆがむ。
「もうずいぶんとちゃんと寝ていないね」
そういいながら私を支える。
「親御さんに…」
カウンセラーは言いかけたが私はすぐにさえぎった。
「それだけはやめろ!!」

「話してもらうよ、僕と君の話は誰にもしない。これは法律とか、そういうものじゃなくて僕と神様の中で決めたポリシーだから」
そういって私に笑いかける。
「宗教なんて気持ち悪い、キリスト教なんてくそくらえだ」
そういって叫ぶ。
「君にはそうだろうけど、君が好きなものをそんな風に言われたら君は怒るだろ?」
そういって私の作品のノートをぽんぽんとたたく。
「僕と君では、まるで世界が違って見えているようだね。絵を見たらわかった。スケッチって書いてあるけど、君にはあんなステンドグラスのような世界が広がっているのかい?」
そういって私のスケッチを私に差し出す。
「そんなもの…」
そういってスケッチを奪い取ろうとするとさっとカウンセラーは私から絵を離す。
「話してくれないと僕は君に何もしてあげられない。君はなぜこの学校に来た?何でわざわざこんな遠くの学校に無理して通ってるんだい?」
ゆっくりと、それでもはっきりと私に聞く。
「…映画を作りたい。だからW大学の学部に入りたい、ここには推薦枠がある。ここで絶対に成功しないと人生が狂っちまう」
私はぽつぽつと話す。
「そうか、推薦枠が来てここに来たんだね。生活費はどうしているの?アルバイトは許可されているみたいだけれど、一人で暮らすにはいろんなものが必要だろ?」
また尋ねる。
「居酒屋で、料理運んだり、厨房で働いたり…」
口をつぐむ
「それで、足りるとは思えないけどね、うちは何もかも高いから学用品だけでもかなりの額だ。親御さんが出してくれたのかい?」
私の顔を覗き込む。
「・・・・・・・・・」
言葉が出なかった。
「言いたくないか…実はね、これはきっとただの君への嫌がらせなんだろうけど、君が財布を盗んだことにされていてね…あぁ気にすることはない。だって君が倒れていたのはみんな知っているし、そんなこと誰も疑ってないけど、君の財布にもかなりのお金が入っていたからね、それとコンドーム」
そういって、私の財布を取り出す。
「なんだよ、男がいちゃ悪いかよ」
矢継ぎ早に言葉をさえぎる。
「おぉ、それはすまない。でもその彼氏は、A高校の生徒だろ?君の写真で知ったんだけど…でも彼とは会っていないんじゃないかな」
そういって手帳のバイトの文字の羅列を見せつける
「なに。勝手に俺の持ち物あさってるんだよ!」
大声を出す。自分の耳が痛い。
「なんなら、いま、ここで、君の彼氏に連絡してもいいんだよ?そんなこと僕はしたくないけど。」
そう、カウンセラーは私のケータイを触りながらいう。
「やめて…」
力なくつぶやく。
「じゃあ、話してくれるね」
そういってカウンセラーはわたしに笑いかけた。

とうとうと、半日かけて私は話した。

「君は僕が牧師だからどう答えると思うかな、信仰と希望と愛最後には何が残ると思う?」

 

そう言って1度顔をあげる。

「信仰とか言うんだろ?」

そう言って言葉を吐き捨てた。

「いや、愛だよ。最後には愛しか残らない。君は愛されてるんだよ。」

カウンセラーはにっこり微笑んだ。

 

誰か俺のこと

救ってくれるというのか?ah

短いようで長い毎日を転がり続ける

 

「君の仲間達が君を見たら泣いてしまうから、君は誰にも助けを求めなかったんだろう?」

カウンセラーは私を見やる

「世の中に悪人なんて2割もいない、みんな欲で生きた時悪にも善にもなる。その変わり目怖い、だから人に助けられるのが怖い、人を好きでいたいから」

そう答えた。

 

シャレにゃならないぜいてもたってもいられない

絡みつく月の光の下で

臆病な俺を笑うのさ

 

「どうかちゃんと生きて欲しい。君が助けてと言ってくれればそのバイト先のオーナーもすぐに法的に対処出来る。」

そっとカウンセラーは手を伸ばした。

私は心から怖くなり咄嗟に体をこわばらせる

「強い君がそんな反応をしてしまうなんて君がノートに書いているこの人はなんて思うだろうか?"もっと力強い生活をこの手に"そう言ってくれたのは。君をずっと助けてくれた音楽に君はどんな証をするんだい?」

もっともっと

熱い愛をくれよ

神様夢でも心を震わせる

それでもそれでも

あなた無しでは居られない

私とエレカシ#32

「何でうちで働きたいと思ったの?」
禿げ上がった頭をなぜてにこにこ笑いながら私をみる。
「自分は、高校のお金とか、生活費とか、、自給高かったし、高校生でもいいって書いてあったので。応募しました。」
私は自分の腕をギュッとつかみながら、その禿おやじの顔を見た。
「君は…ふぅん、お金が必要。それ以外に何も言わないんだね。いいよ、明日からおいで」
そういってすぐにバイト先が決まった。

居酒屋で、もともと料理なんて苦手じゃなかったし、
とにかく体を動かすことは苦痛ではなかった。
学校が始まるまでに、お金をためないと、そう思った。

だからおやじが身体を触ってきても我慢していたし、
身体を触った後はお金をくれたから、それを容認した。
おやじがエスカレートして私の身体に簡単に煙草を押し付けてきたり、
暴力をふるいながら自分の欲望をぶつけるころには私は制服をちゃんと買えていたし、学校の教科書も買えた。

入学式の日、学校に行くと、きらびやかなスーツを身にまとった保護者達に、
化粧を施した入学生たち、そして厳かな正門がビカビカに光ってみえた。

県内では有数の大型校で、唯一行きたかった学部への切符を持っている学校だった。

中古でも高かった学生鞄に中古でサイズを合わせた制服。そもそも着崩す気が無くても私は目立ってしまっていた。

「あの子は、どこの学校の子?中古の制服、ボロボロじゃない!!」
ひそひそと噂話が聞こえてきた。
分かっていた。こうなることくらい。
「えぇっあの子…」

眼光鋭く、さっきから自分の噂をする奴らを睨み付け、特待生用のクラスに入っていく。
明らかに異質、明らかに場違い。
学校の教師は私をかわいそうな子くらいに扱っていて、頼ってきていいのよ、と、頼れない要に優しさで甘く拒絶した。

(お前にここはふさわしくない)
聞こえるはずのない母の声と闘いながら。

もうすでに少し精神が崩壊していたのかもしれない。
誰も、話しかけてこなかったし、私も誰とも話そうとしなかった。

周りの人間が当たり前にできることは、当たり前にできているふりをした。

クラスになじむように、誘ってくれた人と出かけてみた。
ゴディバのドリンクが500円より高くて、
何がおいしいのかすらわからなかった。やっぱり人とつるむのをやめた。
私の一食分より高いお金を友達という仮初のぬくもりのために使うことは今の私にはできなかった。

特待生が外れたらもっとお金がかかる、だから、死ぬ気で勉強してたし、作品も作った。
作品を作るお金、勉強する時間を買うお金、生活をするお金、それだけでもどんどん生活が苦しくなった。
私は仲間になることを捨てた。

教室の会話と私の世界とまったく何にもつながらなかった。
私の生きている世界も、彼らの生きている世界も同じ場所にあるなんて思えなかった。

学校へ行って、行くためにはお金がかかって
毎日毎日フラフラで
仕事して、終われば汚いおやじに弄ばれて

 

夢の中で

夢の中で

  • provided courtesy of iTunes

 

仕事して くたびれて
フラフラして yeah yeah yeah
何にもない この世になるさ
悔やんだって同じこと
明日のことなど 考えずにそうさ
考えられずに yeah yeah yeah

マーシーは一生懸命友達を作っていたし、落ち着くまではいっぱい友達作れ!私も頑張るから。
そんなことを強がって言ったのは私自身だった。甘えたかった。助けてほしかった。
でもすべてを見せてしまえば、愛してくれなくなるってわかっていた。

常に死にたい気持と隣り合わせだった。でも、これでも生き抜かなきゃ。
辛くない辛くない。そう言い聞かせて自分の首を絞める。

タラルラン
oh baby 夢で会おうか
oh baby 夢で楽しもう

息が詰まる、頭がぼうっとする。少しだけ気持ち良かった。
誰もいないこんな孤独は幻覚で解消するしかなかった。

oh君は弱いネ
oh君は弱いネ
明日のことなど考えずにそうさ考えられずにyeah yeah yeah

暗く細い路地が私の前に見える。
自分が大嫌いだった。
カケルに合わせる顔が無かった。
ずっとメールだけで元気だよ、制服を買ったよ!がんばってるよ!そういって受験生のカケルにがんばれと励ましを送り続けた。

マーシーからの電話はそんなに長く話せないとすぐに切った。

たまに誰もいない家に電話を掛けた。コール音が鳴る。その音を聞きながら泣いた。

そうさ俺は夢の中で
主役を演じる
そう夢の中で
うわっつらの あたりさわりのない うわっつらの

みんなの知っている私はどこに行ったんだろう
なんでこうなったんだろう
そう思いながらくたくたになりながら自分の首を絞めた。

FM802 30PARTY SPECIAL LIVE RADIO MAGICアーティスト紹介HY#02


HYといえば言わずもがな

南沢奈央さん・溝端淳平さん出演の映画「赤い糸」の主題歌  366日

圧倒的な歌唱力で歌い上げるラブソングは、多くの若者の心を打ったのではないだろうか。

2008年に発売された5枚目のアルバム「HeartY(ハーティー)」に収録

 

366日

366日

  • HY
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

恐いくらい覚えているの あなたの匂いや しぐさや 全てを
おかしいでしょう? そう言って笑ってよ
別れているのに あなたの事ばかり

あなたは私の中の忘れられぬ人 全て捧げた人
もう二度と戻れなくても
今はただあなた…あなたの事だけで
あなたの事ばかり

 

何かのテレビ番組で見たのだが、この曲を作るために当時の恋人と別れたらしい。
エキセントリックだけど、歌に真剣で素晴らしいなって思った。


今回のラジオマジックに来るのは
新里英之(ギター、ボーカル、三線
名嘉俊(ドラム)
仲宗根泉(キーボード、ボーカル)

なのでやはり仲宗根泉のボーカル際立つ楽曲が演奏されるのではないかと予想される。
もちろん366日も演奏されるだろうな。

あとはヘビーローテーションにも選ばれていたホワイトビーチ

熱いハートと、地元愛の強い、沖縄出身のミクスチャロックグループHYならでわの楽曲です。
2005年には、コカ・コーラのキャンペーンソングにもなっています。

ホワイトビーチってさ、沖縄であるホワイトビーチフェスってのでないと楽しむことができない、アメリカさんと日本の間でちょっとした由来のあるビーチなのです。
でも、美しい浜に何の罪もないんだなぁってこの歌を聴くとしみじみ思いますね。

乾いた風がもうすぐ 冬の合図を出してる
君は 長いレインコートを羽織り
白い吐息が 僕の胸を突き刺す

降り積もった雪かき分けて
はしゃぐ子供のように
ゆらり ゆらり 風に揺れて
君と空を見ていた
鳥は七つの光を抜けて
みどりのトンネル駆けて

 


このホワイトビーチには面白いコーレスがあります!
冬の合図を出してるの後に「ハッスルハッスル」っていうのがあったんですが、ぜひ皆さんも一緒に楽しんでコーレスして下さいね。

そしてぜひHY SUPER BESTを聞いてみてください!

FM802 30PARTY SPECIAL LIVE RADIO MAGICアーティスト紹介阿部真央#01

ツイッターのいいね機能。ふぁぼって呼ばれたりしますよね。

もし、阿部真央の歌詞をすべて読んだなら、きっとバズってしかたないと思うんだよね。

例えばだけど

疲れました。この場に 疲れました。アナタの言葉に
疲れました。嘘をつくのにもう無理矢理笑いたくないんだよ

 

モットー。

モットー。

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 この歌詞、つぶやいたとすればきっとどれくらいのふぁぼが付くかな…

そう考えちゃいます。

そんな等身大で元気の出る歌のおおい阿部真央さん、実はエレカシのトリビュートアルバムにも参加されていて、そこからいろんな曲を聴き始めました。

女性の歌うエレカシってどんなのかなって思ったんですけど、予想外にまっすぐで力強い歌声がマッチしてるなぁっておもったんだよね。

 

リッスントゥザミュージック

リッスントゥザミュージック

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そんな彼女の応援歌!聞いているとホントに元気が出てきます!

 

きっとラジオマジックでもやるであろう2009年1月のヘビーローテーションにもなったこの曲!

この瞬間を思うままに行けよ 背中くらいは押してやるから
逃すなよ今を 感じろよ今を 生きるのだ今を
さぁ、両手掲げて 息をしろ

すーはーすーはー!!

 

 

ふりぃ

ふりぃ

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女性特有の声色を変えた歌声も魅力の一つ。かわいいし、かっこいい。

色んな歌声が聞ける彼女を楽しむなら

ぜひアルバム阿部真央ベストを、購入してみてください!

沢山の声色を堪能して、ぜひ彼女を好きになってください。

 

ファンの皆さんはあべま!と呼ぶようです。

 

私とエレカシ#31

 高校に入るまでのあいだ、色々な申請のおかげでほとんどの時間を外で過ごした。
自分が世間知らずだと知ったのは一人暮らしを始めたからだった。
一人だと電気の契約すらうまいこと出来ないし、事前にそんなものが必要だなんて知らなかった。

生活に何が必要なのかとか、どうすればいいのかとか、
もうほんとに何もかもが分からなかった。

役所にいっても、話を聞いても、何から準備すればいいかわからないし、
役所の人間に「親御さんと一緒に来てもらえますか?」といわれ、なんとなく行きづらくなってしまった。

生活ってこんなに疲れるんだ。そう思いながら博多の街のリサイクルストアをめぐる。
冷蔵庫の値段も、洗濯機の値段も初めて知った。

マーシーの家に行くと、すべてがそろっていて、マーシーはそれが普通のように私にコーヒーを入れた。
何にも言えなかった。
風呂に入りたくてもガスが引けてなかった、
風呂を借りるためにマーシーと寝る。そんな風に寝たのは初めてだったけど、なんだかとても自分がみじめな気がした。
マーシーはひたすらにやさしいけれど、私は、一人でいたかった。

コインランドリーで本を読みながら、煙草を吸う。
ぼさぼさの髪に生気のぬけたかおの自分が写る。
一つだけため息をついてこんなんじゃダメだっておもった。

家に帰ると月明かりと街の明かりだけで少しだけ明るいその場所で寝た。
布団も無かった。段ボールに入った本を読むにはアパートは暗すぎた。
いつか、こんな気持ちをすべて払拭するぐらい、強く生きるために、今は恥をかくしかない。

そう思ってもう一度役所に行くことにした。


色々なことを調べてひとつずつ着手して行った。
契約がこんなにめんどくさいなんて思わなかった。


早々に免許証を作り、それを身分証明書にしなければ、そもそも契約が結べなかった。
そのために一度地元に戻り…なんてことをしていたので全くお金は手元に残らない。
家に変えれば電気も水も使えるのに、自分が家から持ってきたものはなんの生活にも役に立たないものばかりだった。

 自分の幼さがにくかった。

少しずつ、少しずつ、生活が豊かになっていく。

 

ガストロンジャー

ガストロンジャー

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もっと力強い生活をこの手に!


電気が付いた。ガスがでる。こんなに有り難いなんて思わなかった。
何も知らなければ一人では生きていけない。


制服の採寸をして金額を支払い、驚愕する。
何がオリジナルのブランドコラボだ!

 

世界には悪意なんかない、でもみんな私利私欲の為にいろんな話をしてくるんだ。
それを逆手にとって生きてやる。
学費以外の金額に頭を抱えながら、アルバイトを探しはじめた。

世の中を憂い手も、その日食べるものが無ければ憂いてる自分なんてクズにも等しいと思った。

”くだらねえ世の中” ”くだらねえ俺達”

そんなのお前、百年前から誰でも言ってるよ。
お前、変わんねえんだよそれ、 

そう、昔から毒づくだけのひとはいくらでもいる。でも私は…

世の中にはさあ知ってるよなあお前、正直な話。
ただなあ、お前がっかりしてんなよ、お前

ガストロンジャーがなかったら、私は生活すらはじめられなかった。
毎日毎日聞いていた。この歌を。
ビシビシと伝わる緊張感。
死ぬ時が来るまで生きなければいけない。そして、絶対に負けない為に、最後には勝つために、力強く生きていかなきゃいけない。
エレカシが励ましてくれる。いっしょに戦ってくれる。
何があったって、生活をやりぬいてやる。
大いなる反抗心を生活を豊かにすることでぶつけ続けてやる。

OH!
化けの皮を剥がしにいこうぜおい。
さあ勝ちにいこうぜ。

でたらめでもなんでもいいんだ。

ただなあお前、破壊されんだよ駄目な物はいずれ。

死ぬときがこの毎日ときっとおさらばって言うことなんだから、

それまで出来得る限り、
そう出来得る限り己自身の道を歩むべく、
反抗を続けてみようじゃないか、出来得る限り...。


胸を張ってさ そう